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2006年11月27日 (月)

小説 新昆類  (8) 【第1回日経小説大賞第1次予選落選】

 3

 昭和五十七(一九八二)年の八月だった。ノブの息子、泥荒は朝からひとりで、下地塗
りのシーラーを塗っていた。仕事はモルタル壁の塗装だった。現場は横浜市戸塚の高台に
ある住宅地だった。住所は横浜市戸塚区戸塚二六七五番地の渡辺寛之邸だった。施工仕様
は、吹き付けではなくローラー工法よる合成樹脂エマルジョン系のアクリル樹脂弾性タイ
ル塗装だった。親方は次の現場の下見に行っていた。

 十時になった。施主の若い奥さんが、お茶にしたらと声をかけてくれた。家の主人はNEC
の製造工場に勤めている人とのことだった。泥荒は足場から下に降りていった。玄関口に
奥さんが立っていた。

 奥さんが、今日はひとりなの? と声をかけてきたので、親方は午後にはきます、泥荒
は答えた。増録村出身の泥荒は二十八歳になっていた。横浜市戸塚の前田塗装店でペンキ
工として働いていた。

 若いのにがんばるわね、あなた、いい仕事をすれば、あたしお友達に紹介してあげるわ、
お茶、玄関のところに用意して置いたから、どうぞ、そう若い奥さんは紅い唇で言った。
甘い声だった。ありがとうございます、そう泥荒は奥さんの後から玄関に向かった。夏の
午前中の陽光が奥さんのうしろ姿に反射する。泥荒にはまぶしかった。泥荒は玄関に座っ
た。外は暑いからここの方がいいでしょう、そう言いながら色気が爆発しそうな奥さんは、
泥荒に氷が入った麦茶を泥荒に差し出した。そのグラスを受け取るとき、泥荒は奥さんの
乳房に目を奪われてしまった。泥荒の情感に、奥さんの乳房が侵入してきた。奥さんの乳
首は、つんと今にもTシャッツを破るかのように突き出ていた。奥さんの首の肌にはちい
さな汗の玉があり、玉は窓からの陽光に反射している。きれいな肌だ、泥荒はごくりと唾
液を飲み込んだ。その恥ずかしさを一挙に麦茶ととも飲み込んだ。

 ねえ、手相をみてあげる、奥さんは泥荒の右手をつかんだ。その感触は柔らかさに舌に
なめられているようだった。泥荒の指と手のひらをつつんだ奥さんの手は自分の乳房まで
持っていった。泥荒の手を乳房に押しあてる。ノーブラであることが感触でわかった。泥
荒の心臓に熱いものが手のひらから伝わってきた。奥さんの首には細い紫色の血管が見え
た。おんなの乳房は紅い血液が白い乳液になる不思議な器官、柔らかい感触は気持ちがよ
かった。泥荒の脳天はぐらんぐらんしてきた。

 つぎに奥さんは泥荒の手をおんなの花園へと導いた。スカートの上から泥荒の手を花園
へと押し当てる。奥さんは、おまんこをやる気だなと泥荒は確信する。恥骨を感じるまで
強く奥さんは泥荒の手を花園に押し当てた。泥荒の指は恥肉の草むらを感じる。柔らかい
肉の洞穴は、どこまでも吸い込む宇宙だった。ここもノーパンだった。泥荒は奥さんの爛
熟した火照りに反応した。奥さんを下から抱きしめ、その紅い唇に自分の唇を押し当てた。
奥さんの唇が開いた。そこに泥荒は紅いあかい舌をべろんべろんとかき回すようにいれる。
奥さんの顔はうしろにだらんとのぞける。おんなのからだはもうどうにでもしてと放心し
ていた。泥荒は奥さんの唇から今度は耳に紅い舌を入れた。そして熱い吐息を吹きかけて
みる。ああんと奥さんが子宮からしぼりだした声をだす。

 あなたに塗ってもらいたいところがあるの、どうぞあがってちょうだい、奥さんはく
らくらしながら子宮から言葉を出した。泥荒は作業足袋を脱いで玄関から床に上がった。
奥さんを真正面から抱きしめ勃起した下半身を奥さんの熱い下半身に押し付ける。ぐぐっ
と女の中心に熱い男の中心棒で圧迫していった。泥荒の両腕は奥さんの腰へ、両手は奥さ
んの柔らかい御尻に食い込んでいた。熱いものが放出され内部では女と男の中心軸が交流
電気の火花を散らしていた。奥さんは泥荒の手を強く握りしめ風呂場へと案内した。ここ
の壁を塗ってもらいたいの、いいでしょう、そう言いながら奥さんは泥荒のベルトをはず
し、ズボンを下に降ろした。奥さんは膝をついてパンツの上から泥荒のきんたまを右手で
まさぐる。左腕は泥荒の腰に回している。こんなに大きくなって、たくましい、ねえ、お
休みはいつなのと奥さんは甘い声で聞いてきた。日曜日ですと泥荒は答えた。日曜日、塗
りに来て、主人はゴルフでいないから、ねぇ、お願い、そう言いながら奥さんは泥荒のパ
ンツを降ろす。わ・か・り・ま・し・た、泥荒は一音づつ区切りながら言った。奥さんは
塗れた白いタオルで泥荒のきんたまを拭いた。そして今度は食べるように泥荒の勃起した
肉棒を右手の親指と人差し指でつまむ。そして奥さんは肉棒を口のなかに入れてしゃぶり
だした。しゃばしゃば、くっぱくっぱという激しく連続の音がする。奥さんの左手は泥荒
の尻にまわし、その中指が黄門に侵入してくる。泥荒は、ううと声をあげる。その声を聞
いて奥さんが泥荒の顔を下から見上げる。隣に聞こえるから、大きな声は出さないでね、
そう泥荒に命令する。奥さんの瞳が泥荒には水晶のおまんこに見えた。泥荒は上半身を沈
め奥さんの左の瞳を唇でふさいだ。うううと奥さんが乳房と子宮からしぼりだした声をあ
げる。泥荒は奥さんを湯船に座らせ、Tシャッツをまくりあげ奥さんの左の乳房に吸い付
いた。舌で乳首をころがし唇で強く圧迫する。右の乳房に泥荒の指が食い込む。そして柔
らかくもむ。指と手のひらと唇と舌による強弱の圧迫により奥さんの乳首は勃起してきた。

 泥荒は奥さんのTシャッツを脱がした、奥さんの両腕がだらんと上にあがる、Tシャッ
ツは顔を通り抜け髪を引きづりながら奥さんの上半身から抜け、泥荒はそれをバスルーム
のドアに放り投げた。きれいな、いいおっぱいだと泥荒はみとれた。スカートはいじらな
いで、自分でやるから、あなたも全部脱いで、奥さんが甘く命令する。ああと泥荒は了解
した。奥さんがスカートを脱ぐ、やはりノーパンだった。泥荒もTシャッツと足にからん
でいた作業ズボンとパンツを脱いだ。軍捉も脱いで裸足になった。泥荒は奥さんの花園へ
飛びついた。

 なんともいえない花の雌しべのような匂いがした。おまんこの毛は逆ピラミッドだった。
よく手入れされている芝生だった。泥荒はぺろぺろと花園の草をなめまわした。花園の茶
色い土手を舌が走る。奥さんは湯船に座り股を大きく広げている。ふとももには紫色の血
管の道がある、それがいっそう白い肌を浮き出させている。すでにクリストルはめくれあ
がり勃起していた。泥荒はそこを攻撃的に舌で刺激を試みた。あふうと奥さんのあえぎ声
はからだの奥底からの木霊だった。

 花園には濡れた割れ目の洞穴がある。泥荒は割れ目を舌で上下にくりかえし舐めてみる。
舐めてなめて舐め尽くすと、アマテラスの岩戸のように割れ目は開いてくる。泥荒はすぐ
さま舌を入れた。続いて鼻を花園の開いた割れ目に入れかき回してみる。花園は男の最高
の遊び場だった。泥荒の両手の指は奥さんのまろやかなまるい御尻の肉につきささって食
い込んでいく。続いて指は桃割れの路にそって上から下へと上下になぞる。指は肉の彫刻
をなでまわしている。顔を上げると奥さんは自分の両手で左右の乳房を揉んでいた。さら
なる快楽を求め自分で刺激を楽しんでいる。泥荒は右手の中指を奥さんの黄門に入れてみ
た。ううと奥さんは鳥のような声を出した。次にはうふううと低音の息を出した。密室のバス
ルームは不倫に蒼ざめた男と女、桃色吐息、興奮したふたりだけのパーティになった。



【第1回日本経済新聞小説大賞(2006年度)第1次予選落選】

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