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2006年12月18日 (月)

「エドワード・オルビー 動物園物語」稽古ノート (1)

「エドワード・オルビー 動物園物語」稽古ノート (1)
動物園物語1

エドワード・オルビー 動物園物語


   鳴海四郎/訳  2006年11月30日発行 ハヤカワ演劇文庫 
                         早川書房


1958年2月、エドワード・オルビーは、「30歳になる自分自身への誕生日プレゼント」
として書きはじめ、3月に書き終わる。


ニューヨーク初演 1960年1月
東京初演     1962年6月 文学座アトリエ


 2007年12月公演をめざして稽古に入る。2週目。1年間をかけて稽古するつもりだ。
 
ジュリー役をやる相手方は、23歳のときピーター役で鎌倉公演を経験している。
70年代初期。


おらは1973年の春、兄がジェリー役で公演したのを、兄が仕事が終わってから通って
いた夜間大学の地下劇場で見ている。
そのとき感じたのは「愛」を希求する演劇であると思った。


70年代初期は60年代の匂いがあった。
おらは60年代の物語と比較して、自分たちの世代は無力であると思っていた。
おらは60年代に圧倒され暗い劣等感を私有していた。


今の若い世代から「世代意識」などは、とうに消滅している。
今の若い世代には、前世代を打倒してやるという愛憎情念の世代意識がない。


小説と同じように演劇も50歳代の「河原乞食」が、やるしかないのである。


「社会的疎外」「邪魔者」「常識と非常識」「不条理」をテーマにすると失敗する。
おらはピーター役をやる。演出と制作統括もやる。


2007年鎌倉での公演をめざしているのだが、無料公演にしようと思う。
舞台は大黒、袖幕による黒を基調としたシンプルな設定。装置はベンチふたつ。
これはロビーにある黒い「座り長イス」を使用する予定。


貧乏人だから金はかけられない。無料公演でも演者は観客との真剣勝負だ。

相手方は50歳代の後半、おらはもうすぐ54歳。半世紀の人生経験が、
これまでにはなかった「動物園物語」を創ることができると思う。


おらは「栃木なまり」が出てしまうので、田舎まるだしの泥臭いピーターになる。
ジュリー役をやる相手方は、高校生のときから芝居をやっていた。
配役を創造していく、役をつくっていく俳優だ。おらは芝居の世界には37歳から
入ったので基礎ができていない、自分に役を近づけるしか方法はない。


オルビーが設定しているピーターは、「中流階級の上」の人間である。
おらがイメージしているのは、労働者階級からも没落した下流B層のピーターである。
「動物園物語」は、「日本の今」なのだ。21世紀、日本の貧困と悲惨が舞台から臭気
として観客席に発生させれば、成功である。


11月末は、図書館などで、「動物園物語」の戯曲をさがしていたのだが、運良く
早川書房が演劇文庫として、オルビー「動物園物語」を出版してくれた。感謝である。


「エドワード・オルビー」「エドワード・サイード」同じエドワード。
「場所喪失をめぐる思想」が共通点としてあるのかもしれない。
「ニューヨーク」と「パレスチナ」ふたつの都市の物語。


「動物園物語」の背景と思想は、じっくり読んでいくつもりだ。あわてる必要はない。


「動物園物語」は徹底してセリフ劇だ。ジェリーの長セリフは圧倒的だ。
相手方のアイデアで、台本を17シーンに分割して、ひとつひとつ稽古場で創っていく
ことにした。2回目の稽古、17日(日)で、ジュリー役の相手方は、最初のシーンの
セリフを入れてきた。台本は手放している。すごい集中力と気合だ。
プレッシャーを感じる。おらもセリフを入れないと遅れてしまう。


ジェリー 「動物園に行ってきたんです。(ピーターが気がつかない)
      動物園へ行ったんですよ、動物園。
      あのね、動物園へ行ってきたんだ!」
      
劇はこの象徴的なセリフから開始される。
その象徴は、「人間は動物園の檻に収監されている動物である」ことを定義づける。


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連城 三紀彦
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じゃじゃ馬ならし
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