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2007年6月20日 (水)

緒方重威公安調査庁長官とオウム事件の巨大な闇

阿修羅から転載

緒方重威公安調査庁長官とオウム事件の巨大な闇

緒方重威



http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/1277.html

投稿者 愚民党 日時 2003 年 4 月 26 日

-------1995年6月22日、パソコン通信ニフティ「現代思想フォーラム」に投稿--------

6月21日・朝日新聞夕刊記事:全国の公安調査局長と公安調査事務所長が集まる
会議が21日、法務省で開かれる:を読みました。ここでの緒方重威氏の発言に注目
しました。「既成の概念では予測し切れない事態の発生も心配される」「時代背景や
国際情勢も踏まえた視点から、情報の収集・分析に当たる必要」

 さて3月20日におけるサリン事件ですが、『月刊・軍事研究』7月号の巻頭言に
おいても、すでに警視庁・警察庁・自衛隊において一斉捜査の準備が完了していたに
も、かかわらず、20日サリン・テロリズムを現出させてしまったのは、情報が内部
から漏れたとしか考えられない、と、書いてありました。

 『月刊・中央公論』7月号での田中良太氏論文『空洞化を露呈した警察機構』は、
:決断先延ばしの警察庁官僚機構こそ、不作為の犯罪を現出させた:と弾劾しており
ました。私の友人が住む東京のマンションでも、一人、20日のサリン・テロリズム
によって亡くなっておりますから、この問題を解明することは、人間としての想像力
が問われ、都市における生存権をめぐる重要なテーマです。

 仮谷さんが拉致されたのは、2月28日。その前日に、仮谷さんはオウム真理教団
の工作員の名刺と「何かあったら、オウム教に連れて行かれたと思ってくれ」という
メモを長男に渡しています。警視庁の捜査はここですでに発動しており、警察庁も、
3月10日以前に、上九一色村のオウム教施設がサリン製造工場であったことは知っ
ていたと思います。

 そして3月15日、地下鉄霞が関駅構内に、自動超音波振動式による噴霧器・アタ
ッシュケースが置かれていた事件が発生します。
『月刊・THIS IS 読売』6月号に、「自衛隊化学学校トップOB座談会」が掲載され
ました。引用します。

--------------- ------------

 第17代校長 井上忠雄氏発言  私は、今回の地下鉄事件の処理について言えば、
警察と消防と防衛庁との連携は非常にうまくいったと思います。

 第18代校長 内藤幸雄氏発言  確かにうまくいきましたが、これはラッキーだ
ったと思います。事件発生前から偶然のように、準備をしていたんですから、実際に
は、3月17日夜から、警察のほうでサリン関連事件を捜査しようという腹づもりが
あったようです。

 軍事評論 桃井真氏発言     一部新聞報道によると、警察はサリン対策につ
いて教えを乞うために3月18日、19日に朝霞の自衛隊基地にやってきたそうです
ね。

『月刊・THIS IS 読売』1995.6月号 発行/読売新聞社

--------------- -----------

 再度、読んで私は怒りがわきました。自分の自衛隊内部から情報スパイと一連のテ
ロリズム事件に関係した自衛隊員を現出しているのにもかかわらず、ひとごとのよう
に、「ラッキーだった」とは。ここに現在の国家官僚機構の巨大な空洞が現出してお
ります。

 さて、私は『怪文書「松本サリン事件の一考察」全文』を、産経新聞社発行『正論』
7月号で、はじめて読むことが可能となりました。説得力ある明瞭な論理展開の文章
でありました。庶民である私は、やっと、問題に登っていたこの怪文書を読むことが
できたのです。この怪文書は1994年9月の段階で、マスメディアにFAXで送信
されてきたそうです。

 問題は「誰が書いたのか?」ではない!!。貧者の核兵器であるサリンの歴史的位置
と、それがテロリズムとして使用された場合の惨状を、明確に説明している、この文章
が、3月20日以前まで、隠蔽されてきた事実にあるのです。庶民はまさに、情報から
隔絶されている事実が現出しています。

 この「松本サリン事件の一考察」文章は、警察官僚機構も入手していたはずです。
ゆえに、1995年3月18日、19日において、はじめて警察機構が自衛隊化学学校
からレクチャーを受けたという新聞記事は、虚構である、そう判断できます。

 田中良太氏論文『空洞化を露呈した警察機構』から引用します。

--------------- --------------------

 現実には3月17日午後、警察庁と警視庁の会議が行なわれ、その場で垣見隆刑事
局長が、上九一色村などに踏み込む「Dデー」を22日と決断した。この会議でも警
視庁の主張は「すぐにでも」であり、いったんは19日に決まりかかった。ところが
警察庁側は「かつてない重装備で時間がかかる」と22日に遅らせたというのである。

『空洞化を露呈した警察機構』田中良太『月刊・中央公論』1995,7発行/中央公論社

--------------- --------------------

 こうした情報がオウム真理教団に漏れていたどうかは知りませんが、20日、サリ
ン・テロリズムは現出しました。私の推理では、3月15日、地下鉄霞が関駅構内、
それも警視庁・警察庁構成員の人々が利用する「A2」出入口構内に、自動式噴霧器
アタッシュケースが置かれていた事件、それは「この中にサリンを入れればどうなる
か?」という、オウム真理教団テロリスト軍からの脅迫であると、警察機構は受けと
め、この時点において、高度厳戒体制は発令されたと判断します。

 情報から隔絶された庶民のミクロ分析方法は、新聞・定期刊行誌による情報を一度
解体・再構成することにより、推理するしか方法がありません。朝日新聞からの引用
によって、再構成していきます。

------------------------------------------------------------------------

1995年3月18日  数日前、教団は捜査当局が施設の捜索を準備しているとい
            う情報入手。村井「科学技術省長官」が、教団「治療省」
            トップ・林、「科学技術省」幹部・豊田・横山・広瀬・林
            の5容疑者に「地下鉄でサリンをまく」と連絡、上九一色
            村に集める。

     3月19日  警視庁機動隊員らが、陸上自衛隊朝霞駐屯地で、防護マス
            クなどの装着訓練。
            オウム教団上九一色村施設で土屋・遠藤容疑者がサリン製造。   
         サリンをナイロンポリ袋11個に小分けする。

            井上被告の指揮で、東京都杉並区のマンション玄関に爆発
            物を設置。その後、東京都港区のオウム教団東京総本部に
            「自作自演」で火炎瓶を投げる。
            
            夜、東京渋谷区マンション・アジトに、18日上九一色村
            施設に集まった林被告をはじめ5容疑者が集結。
            「自治省」トップ・新実被告、「自治省」幹部・北村・杉
            本被告、「諜報省」幹部・高橋被告、「建設省」幹部・外
            崎被告の5容疑者が集結。計・10人がこの場に集結。

            間もなく、「諜報省」トップ・井上被告が現れ「霞が駅に
            午前8時頃着く電車に乗れ。サリンは到着の5、6分前に
            発生させろ」と指示。
            「発散役」は、その後、電車に乗って下見。
            上九一色村施設に戻り、袋をカサで着く実行訓練。

     3月20日  未明、実行グループは上九一色村施設から、東京に向けて
            出発。千代田線・日比谷線・丸の内線に乗り、計画を実行。
            
            東京・地下鉄サリン事件発生。陸上化学部隊が、地下鉄霞
            が関駅などに災害派遣され、サリンを除染。

            救急車のサイレンなどで騒然するなか、実行グループは、
            渋谷マンションに戻る。

            「諜報省」トップ井上被告ら数人は、「発散役」が使った
            傘と着ていた服を回収して、東京日野市まで車で行き、
            多摩川で焼いて消却。

            「治療省」トップ・林被告は、上九一色村施設に戻り、
            麻原被告に計画実行成功の報告をする。

     3月22日  オウム真理教団上九一色村施設に、一斉捜査。

      4月上旬  井上被告は、当時自衛隊第一空挺団(千葉)の三曹であっ
            た白井・浅野両被告から3月22日強制捜査時の待機体勢
            を聞き取り、教団機関誌等に掲載。
            第一空挺団の陸士長も、電話で情報を流す。

                     朝日新聞1995
-----------------------------------------------------------------------

 さて、私の最大の疑問は3月15日から3月22日過程の疑問です。
自衛隊内部の機密情報が、オウム真理教団「諜報省」によって、把握されていた事実
はすでに判明しております。

 理解不能なのは、18日から20日、オウム教団サリン・テロ実行グループが、何
度も、東京と山梨・上九一色村施設を往復している交通形態です。警察庁の判断で、
上九一色村施設への一斉捜査が22日に決定したのが、3月17日警視庁・警察庁合
同会議でありました。19日、警視庁機動隊は陸上自衛隊朝霞駐屯地で、防護マスク
の装着訓練を受けました。これは部隊軍事訓練です。ゆえに、ここで警察がはじめて
サリン対策として、自衛隊から教育されたとする新聞報道は虚構であることが、明確
になります。

 部隊訓練の前には、指揮者および警察官僚機構の上部においてはサリンに関する、
知識と情報をレクチャーされており、シュミレーションを得ていなければ、機動隊
部隊訓練などできません。これは部隊戦略の基礎です。

 17日合同会議において22日一斉捜査が決定されたことは、その時点において、
オウム真理教団の全国に所在する施設は、全国警察機構の総力をあげた高度ウオッチ
(監視)態勢の対象に生成していたとするのが、警備の常識です。頂点としての上九
一色村施設は、情報捜査の網が敷かれていたはずです。ところが、サリン・テロ実行
グループは、何度も東京と上九一色村施設を往復している、この動きを警察機構は、
情報補足していなかったのか?

 現在の高速道路は、そのデジタル・システムにおいて、車のナンバーを瞬時に判断
可能であり、警察機構の関心ある車は、すぐに情報補足されます。さらに上九一色村
とオウム教団施設出入り口には、公安警察情報部隊によって、チェックされていたは
ずです。ところが何度も18日から20日かけて、サリン・テロ実行グループは、 
東京と上九一色村施設を往復している、これは警備の常識では考えられないことです。

 何故、警察庁は警視庁の「すぐにでも」上九一色村施設へ踏み込む主張を蹴り、
あえて22日に設定したのか? 私の推理によれば、公安警察の戦略がここに有した
のではないか? そう推理します。3月30日における警察庁長官への銃撃テロは、
20日サリン・テロを現出させてしまった警察庁の決断延ばしに、怒りを爆発させた
警視庁の内部者による犯行ではないか? そう庶民である私は妄想してしまいます。
しかしそのようなことがありうるはずがありません。

 オウムによる自衛隊への浸透か? 自衛隊によるオウムへの逆浸透か?
20日以降の戒厳令体勢の網を破り、30日、警察庁長官への銃撃テロを起動した、
井上「諜報省」は、高度な軍事力を形成していたことは事実であり、警察庁長官の
マンション自宅を把握していたことは、自衛隊のごとく、警察機構にも内部情報スパ
イが存在していた疑いがあります。これも「闇」です。

 これが私の20日事態のミクロ分析です。情報が隔絶された庶民は、ひたすら推理
妄想するしか手段がありません。私の文章に対して、
ふざけるのもいいかげんにしろ!! とお怒りになる方もいらっしゃると思いますが
せつにお許しあれ。

 さて、次回は、あらかじめ「ハルマゲドン予言」という言説が設定され、ここに向
かって現実を生成させるオウム真理教団事態の現出を、妄想していくべく送信してい
くつもりです。ここには20世紀、近代から現代の危機と思考方法の破綻が裸体のご
とく存在しています。ある言説に規定され、その言説から一切が現実生成へと降りて
いく方法露呈は、「現実」をめぐる捏造と生成として、重要な今日の思想・哲学の課
題です。

 工場制度を基礎にした20世紀の裸体とは?
『月刊・世界』7月号/岩波書店・発行 『「未完の近代」を生きる』
対談:柄谷行人氏/加藤 節氏を読みました。しかし問題は「未完の近代」ではなく
「未完の個人」にあると、私は思いました。さらに同誌に掲載された『われわれ自身
のなかのオウム』吉見俊哉氏の論文も弱いと思いました。

 問題は「オウムとディズニーランドの同型性」あるいは、仮想現実と身体的リアル
ティにあるのではなく、ある言説から現実生成へと降りていく全体主義システムと、
未完としての個人にあります。言語の物理性と二重性にマインド・コントールされた
未完としての個人。私が驚嘆したことは、オウム真理教団が麻薬を生成製造していた
ことです。「宗教は麻薬である」このマルクス命題を真理として、現出させてしまっ
たのですから。

 まさに昨日、緒方重威公安調査庁長官が、かれらの全国会議で訓示したように、
「既成の概念では予測し切れない」現在が、裸体のごとく露呈したのかもしれません。
しかし彼の発言は、ハイジャックが現出した日です。
庶民にとっては、既成の概念では予測し切れない認識とは、1989年11月、坂本
弁護士一家が、何者かの手によって拉致された事件によって、発生したぶきみな感情
?でした。

3月20日サリン・テロを、公安警察による国家予算獲得と組織防衛による起動と
推理するのか? それともロシアと連関した「1000人のハルマゲドン戦士」と
「100人の内戦実行軍事部隊」が全国公安警察の総力をあげた監視情報網を無力
へと破綻させ、サリン・テロを実行成功させたのか? まさに「闇」です。

 この「闇」を推理妄想するために私は、公安警察による謀略説と国家官僚機構の
空洞説を連関させながら、考えていきたいと思います。
熊本県波野村施設建設をめぐる問題、そして山梨県上九一色村における化学工場を
めぐる問題、そこでは住民がオウム真理教団を問題にしていたにもかかわらず、 
日本国家官僚機構である建設省は、今まで何をしていたのか? これも「闇」です。

 かつて建設省と山梨のドンであった政治支配者金丸信の「金の:のべぼう:」と、
何億の紙幣通貨。オウム真理教団上九一色村施設から発見された、「金の:のべぼう
:」と億の紙幣通貨は「闇」において通低しています。麻原クンは紙幣貨幣を抱きな
がら逮捕されました。

 現在、世界金融システムは資本主義の危機として「闇」に突入しています。
宗教経営と宗教市場の「闇」としての貨幣。貨幣がマンンド・コントロールする、
カオス・新世界無秩序としての20世紀末世界。全体主義と未完としての個人。
麻原クンのハルマゲドン(最終戦争)予言とは、1997年98年だそうだが、
これは世界金融システム「闇」としての貨幣が、大暴走をして、最終的に人類が
貨幣管理不能となり、世界金融システムが破綻をとげる深層心理における予測で
あるのかもしれません。20世紀末の結語として、裸体のごとく現出する存在と
しての貨幣は、その「闇」から、人類の前にハルマゲドンとして姿を現出する、
麻原クンの言説を、貨幣予測に置換すると読み取れるような気がします。

 20世紀貨幣とは破壊神としてのシバ神である、まさに現実とは貨幣によって
捏造・生成・変成されてきたのが真理です。未完としての個人は、あらかじめ設定
された貨幣の言説によって規定され、ここから現実へと降臨して、現実を変成させ
る主人公となることに喜びを見いだすヒューマノイドのうすら笑い。

 オウム真理教団の上祐氏の専属運転手であった、加藤智子容疑者が逮捕されたとき
の彼女のくちもとを開けた笑い顔は、実に印象的でした。彼女の鮮やかな笑い顔こそ
現在の思想・哲学が分析すべき、ハルマゲドンとしての貨幣暴走その人類が20世紀
に構築してきた貨幣高度管理社会が最終的に破綻させられる未来を物語っています。

 秩序と暴力をめぐる根源的な物理性に、貨幣と言語は存在し、オウム真理教団事態
を、『排除の構造』著/今村仁司氏 ちくま学芸文庫 から読み解くことは可能です。
まさに麻原クンとオウム真理教団は、その宗教ビジネスとしての成立から膨張、そし
て戦争の発動は、日本国家の作品である通貨『円』によって、潜在意識および深層心
理の核は起動されていたのです。

 敗戦後における新興宗教の生成と拡張とは、通貨『円』をめぐる物語でもあり、
80年代、新・新興宗教とは、通貨『円』の内面として現出した・・・・・・・


溶解する公安調査庁

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